東京ドームに連れてって

<ロッテ1−2日ハム>◇4月16日◇東京ドーム
6戦観戦:2勝4敗
今年から札幌へ移転した日ハム。それでも、旧本拠地・東京ドームでは、ロッテ、近鉄オリックスダイエーの4チームとの対戦を3試合ずつ行う日程が組まれた。これは東京のファンには嬉しい配慮だ。どうせなら、この3連戦全試合見に行きたかったものだが、そうもいかない。特に17日は、約3年ぶりの1軍マウンドとなるジョニー黒木が先発だ。うーん、見たかった。
東京ドームでの試合がレアとなり、この試合の観客数は、発表で何と26000人!去年までなら考えられなかった数字だ。また、2階席を使用せず、1階に客を集めたため、満員を錯覚させた。
とはいえ、こういった試合にもわざわざ修学旅行生が来ているのには、少々苦笑いしてしまった。
日ハムの先発は新人押本。ファーム、1軍2試合での好投が認められての初先発。李から直球で三振を奪うなど、5回を4安打自責0で初勝利。よく巨人は「初者に弱い」といわれるが、別に巨人に限ったことではないと思うのだが。
これでロッテは9連敗。チーム打率は.219!規定打席到達者の中に3割は一人もいない。普通、開幕当初は、1チームに1人や2人誰かしら好調な選手がいるものだが(広島の赤ゴジラとか)、誰もいないのは異常だ。これには、ボビーも頭が痛いようで、2試合続けて同じ打順を組んでいない状況だ。(とはいえ、メッツ監督時代、4番に新庄を起用するぐらい打線をいじるのが好きな監督ではある)救世主探しに必死で、この日の8番於保をはじめ、曽我部、浜名、ユウゴーなども何度か起用されている。
新外国人の補強は考えていないようなので、6月の期限までに何かしらトレードがあるはずだ。巨人のファームには、確実に良い素材が転がっているぞ。(堀田、吉川、中浜、山田・・・)