強烈な恩返し

<ロッテ0−4日ハム>◇4月12日◇千葉マリン
5戦観戦:2勝3敗
週末の神戸遠征で3連敗を喫し、さらに相手の先発が、前の試合で好調オリックス打線を封じ込めた張と分かると、試合前の時点で「どうせ、負けてしまうんだろうなぁ」という予感が見事に的中。4安打完封負けだ。
西武の3番ホセ・フェルナンデスには、小林宏が2発浴びる失態。昨年、ロッテの4番として3割30本100打点をクリアした主砲を、ボビーの判断で解雇したわけだが、3試合で3発と、強烈な恩返しを食らっている。「あまりに抑え込まれて、西武も解雇」になるよりは活躍してもらった方が嬉しいといえば嬉しいが・・・。
ところで、このホセに対してロッテサポはどのような反応を見せるのか、今年の興味の1つであった。例えば、03年。ヤンキースへ移籍した松井の変わりに、ヤクルトの主砲ペタジーニが14・5億円?で巨人に移籍し、打席の度にヤクルトファンから猛烈なブーイングを浴び続けた。まぁ、この例は極端なものだが、「西武でもガンバレよ」的な意味合いで、ロッテサポも多少のブーイングをするものだと思っていたが、意外なことに何もない。ズレータだのオーティズだのと同じ扱いなのである。さすが、「日本一」ともいわれるロッテサポだなと感心したものだが、逆に完全無視もホセに対してかわいそうなのでは? と思ってしまったのは自分だけ?