太陽ケアがROD入り/全日

運良く武藤の目線をゲッツ!


両ひざの負傷から今月、全日マットに復帰した太陽ケアが、相次ぐ武藤・川田らの誤爆に怒り爆発。TAKAみちのく率いるROD入りを決めた、というもの。

どこにでもある、プロレス界の茶番劇。普段であれば見過ごしてしまいそうな記事であるが、今日に限っては、この記事が楽しみであった。16日(金)、04年最初のスポーツ観戦は全日本プロレス埼玉大会@桂スタジオ。新日派の自分が、なぜ、わざわざこんな試合を見に行ったかというと、理由は3つ。

1つは、昨年10月13日の新日本プロレスUltimate Crushを、東京ドームに見に行ったことから始まっている。これが生涯初のプロレス観戦で、ジョシュ・バーネット高橋義生など試合内容には満足したものの、あまりのリングの遠さに、残念ながら臨場感を感じられなかったのだ。チケットは職場でもらったものだからいいが、購入して入場していれば7000円の席である。そこで、地方シリーズであれば、それ相応の臨場感を味わえるのではないか、と考え、プロレス観戦を目論んでいた。買ったチケットは、リングサイド前から5列目、5000円也。

2つめは桂スタジオという場所。

東武伊勢崎線蒲生駅から、案内では徒歩15分となっているが、もっとかかりそうな気がする。いつしか、越谷では桂スタジオがプロレスのメッカになっており、元越谷市民としては、一度行っておきたかった場所なのだ。

3つめは武藤敬司の存在。

自分とプロレスの出会いは、小学6年〜中学あたりだろうか。当時テレビ埼玉で、夕方6時だか7時からプロレスを放送していたのを見るようになっていた。全日も新日も満遍なく放送していたような気がするのだが、その中で特に魅了されたのが、オレンジのパンツを履いた、新日本プロレス武藤敬司だった。あのムーンサルトプレスが、たまらなくカッコぃぃのだ。

その後、Jリーグが開幕、長嶋監督復帰・松井秀喜の活躍、部活に塾にと忙しい中学・高校生活を送っているうちに、いつしか自分からプロレスの存在が消えていったのであった。たまにプロレスの情報を見ると、武藤敬司グレート・ムタ黒師無双になっていたり、nWoという軍団に入っていたり、そして全日に移籍し社長になっていたりと。このあたりの経緯を全く知らない為、はっきり言って「にわか武藤敬司ファン」と言われても仕方がないぐらいだが、昨年8月に、著書のサイン会で初めて本物と出会い、戦う姿も生で見ておきたい気持ちは高まった。

観戦記を書くと長くなりそうなので、ここまで・・・。