ウェルズ、パドレス移籍

ヤンキースからFAになったデビット・ウェルズがパドレスと契約、とのこと。これにより、ヤンキースは昨季の先発ローテから、17勝のクレメンス(引退)21勝のペティットアストロズ)そして15勝のウェルズの、計53勝分が抜けることになる。ドジャースで14勝のブラウンを獲得したものの、ローテに左腕が一人もいないという状況。まぁ、ヤンキースのことだから、しっかりとそのへんの穴埋めは用意しているのだろうが、宿敵アスレチックスがシリング、フォークと頭と後ろにこれ以上ない補強をしているだけに、優勝争いはより厳しいものになる。
ところで、ウェルズがパドレス行きを決めた理由に、出身地のサンディエゴで晩年を迎えたいというものがある。大リーグでは、割とこのパターンが見受けられるのだが、チームの顔であった選手が、ドライにあっさりと移籍してしまうこの風習に、自分はどうも慣れることができない。